feelの過去形はfelt。felt、fell、fillの境界線

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feelの過去形はfelt。felt、fell、fillの境界線
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日常会話のディクテーションをしている。話者が短い文を言い、あなたは「I fell down all week」と書く。すると二語目に赤い下線が引かれる。正しい文は「I felt down all week」。一方は一週間ずっと落ち込んでいた。もう一方は一週間転げ回っていた。差は子音の前で飲み込まれる /t/ 一音分だけ。先に結論:feel の過去形は felt。feel の過去分詞も felt。一形が両方の役を担う。

feel の難所は活用表ではなく、すぐ隣に並ぶ三語にある。felt は fell とぶつかる。fall という別の動詞の過去形だ。feel は fill とぶつかる。母音一つ違いで、ベトナム語では区別できない。feel は連結動詞でもある。だからその後ろは形容詞。ベトナム語から直訳すると文がずれる。

この記事はその一連を全部扱う:feel の活用形と同じ母音短縮グループ、felt と fell はいつ使うか、学習者が一つしか使わない feel like の三構文、そしてリスニング練習者にとって最重要な、末尾の音が消えたとき felt がどう聞こえるか。

feel の活用形と母音短縮グループ

五形、表一つに収まる。発音記号の列は米音。英国音はこの動詞ではほとんどずれない。

形語発音記号短い例
原形(V1)feel/fiːl/I feel fine.
三人称単数feels/fiːlz/She feels better.
過去形(V2)felt/felt/I felt tired.
過去分詞(V3)felt/felt/He has felt worse.
現在分詞feeling/ˈfiːlɪŋ/We are feeling good.

feel は非常に多く、非常に規則的なグループに属する:keep → kept、sleep → slept、sweep → swept、weep → wept、kneel → knelt、deal → dealt、mean → meant、leave → left。このグループ全体が、過去形に移るとき二つのことを同時に行う。第一に、長母音 /iː/ を短母音 /e/ に下げる。第二に、規則動詞が通常受ける /d/ ではなく、末尾に /t/ を足す。

feel で最も注目すべきはまさにその /t/ だ。英語が feel を規則的に活用すれば feeled になる。/fiːld/ と読み、長く聞き取りやすい語になる。実際にあるのは felt。ずっと短く、末尾は二重子音 /lt/ で終わる。語末の子音クラスタこそ、英語が早口で最初に落とす場所だ。だから felt は原形より聞き取り落としやすい形だ。

唯一の楽な点:feel の過去形と過去分詞は完全に同じだ。took と taken のように二語から選ぶ必要はない。区別は全部、その前に have、has、had があるかどうかにある。

feel のすぐ隣で読む価値のある動詞が三つ。read の過去形も母音短縮はまったく同じだが、綴りは完全に動かない。同じ現象の最極端な例だ。meet の過去形は met。母音短縮だけで /t/ は足さない。語自体がすでに /t/ で終わっているからだ。leave の過去形は left。同じグループだが中間子音も変わる。グループの中で最も離れた一歩だ。セット全体を並べ直したいなら、英語文法の記事が、各動詞をはめる全体の枠組みをくれる。

felt はいつ使うか、fell との境界

最短の原則:felt が単独なら過去形。have、has、had、be の後なら分詞。どちらも綴りも発音もまったく同じ。feel 専用のルールをもう一つ:連結動詞なので、その後ろは副詞でも名詞でもなく形容詞だ。

文正しいか誤りか理由
I felt tired after the flight.正しい過去形。felt が形容詞に直結
I feeled tired after the flight.誤りfeel は不規則。feeled という形はない
She has felt better since Monday.正しいhas の後の分詞。やはり felt
She has feel better since Monday.誤りhas の後は分詞 felt
Did you feel the floor shake?正しいdid の後は原形 feel
I felt myself tired.誤りfeel は連結動詞。間に myself は不要

本当に混乱するのは felt と fell の境界だ。二語は feel と fall という別々の動詞に属する。綴りも音も近い。文法的には両方正しい文もあり、意味は大きく離れる。下の八行がその距離をはっきり示す。

文本来の意味
I felt down all week.一週間落ち込んでいた。felt は feel の過去形
I fell down on the stairs.階段で転んだ。fell は fall の過去形
I felt sick after lunch.昼食後、体調が悪く感じた
He fell sick last winter.病に倒れた。病気が始まった時点。やや格式ばった言い方
I feel bored in that class.学習者が退屈に感じる。-ed 形容詞
That class is boring.授業が退屈を起こす。-ing 形容詞
I felt like a coffee.コーヒーが欲しい。feel like + 名詞
It felt like rain.雨が降りそう。feel like + 現象を表す名詞

felt sick と fell sick の二行は立ち止まる価値がある。どちらも正しい英語だ。felt sick はその瞬間の感覚。吐き気や具合の悪さ。fell sick は健康から病気への移行。病に倒れた、という言い方。どちらも合法なので、聞き取りを間違えると、間違ったと教えてくれるものが何もない。自己発見が最も難しい誤りのタイプだ。

bored と boring の二行は、ベトナム語話者の定番の誤りだ。feel だけの問題ではない。-ed 語尾は感覚を受ける側。-ing 語尾は感覚を起こす側。「I feel boring」は自分が退屈な人間だ、という意味。ほぼ確実に言いたい文ではない。同じペアに interested / interesting、tired / tiring、confused / confusing がある。

felt と have felt、いつ felt を選ぶか。時間の区切りがはっきりした文:yesterday、last week、after the flight。区切りがあれば felt。区切りがなく、今まで続く感覚を言うなら、「I have felt tired all month」のように have felt。

実際の発話で felt を聞く

これは動詞活用表には載らない部分だ。feel ではほぼ全部を決める。紙の上では felt と fell は一文字はっきり違う。普通の速度の発話では、その文字は音にほとんど現れない。

feel と fill は、ベトナム語が区別しない母音一つだけの差だ。/iː/ は伸ばした母音。唇を横に、舌を高く上げて長く保つ。/ɪ/ は短く、やや口を開く。ベトナム語にはそこに音域が一つしかない。耳は両方を一つにまとめる。結果、feel と fill、feeling と filling、feels と fills がすべて混ざる。

felt は子音の前だと末尾の /t/ が消え、そのとき fell と同じに聞こえる。「felt bad」は「fel-bad」になる。「felt like」は「fel-laik」になる。「felt sick」は「fel-sik」になる。語末の /lt/ クラスタは、英語が早口で最初に削る場所だ。削り終えると、残りは fall の過去形と完全に重なる。

felt の後が母音なら /t/ は消えない。次の語の頭に跳ぶ。「felt it」は「fel-tit」になる。「felt awful」は「fel-tawful」になる。「I felt a bit off」は「ai fel-tə-bit off」になる。/t/ は残るが、期待している位置にはない。動詞の末尾で待っていれば、やはり聞き取れない。

feel like では like の半分が飲み込まれる。 "I feel like we should wait" は "a fee-lai wi shud weit" として流れ出てくる。学習者は "I feel we should wait" と書き写す。文法上は正しいが意味合いが違う。feel like はぼんやりした感覚寄り、like なしの feel は think に近い。

have felt と has felt はほぼ見えなくなる。 "I have felt that way too" は実際の会話では "I've felt that way too"。短縮部分は主語についた /v/ 一つだけになる。それが消えると、書き写した文は単純過去になり、今も続いている感覚が書き写しから消える。

felt は名詞・形容詞でもあるので、文中の位置は必須の手がかり。 felt はフェルト地の名前。felt-tip pen は油性ペン。文房具の話なら /felt/ は動詞ではない。ここは耳ではなく文脈が働く。

下の6行は日常でよく出る文型。中央列は実際の音、右列はよくある誤った書き写し、中央列は標準発音記号ではなく耳で書いたもの。

実際の文耳にはこう聞こえる学習者がよく書く誤り
I felt down all week.ai fel daun ol wikI fell down all week.
It felt like rain that morning.it fel-laik rein that morninIt fell like rain that morning.
She feels much better now.shi filz mʌch betə nauShe fills much better now.
I have felt that way too.aiv felt that wei tuI felt that way too.
He felt sick after lunch.hi fel-sik aftə lʌnchHe fell sick after lunch.
Fill in the form and feel free to ask.fi-lin the form ən fee-fri tu askFeel in the form and fill free to ask.

3列目を見ると不快なことがわかる。6文のうち4文の誤った書き写しは、文法上は正しい英語のままだ。"I fell down all week" は少し変だが文法違反ではない。"He fell sick after lunch" は完全に普通で、意味だけが違う。go や take のような動詞なら、書き写しの誤りは文を破綻させ、すぐ気づく。feel だと誤った文も流れるので、エラーは transcript と照合するまで静かに残る。

表の誤りは3種類に分かれる。1・2・5行目は語末子音クラスターの誤り。/lt/ から /t/ が落ち、felt が fell になる。3・6行目は母音の伸びと縮みの誤り。ベトナム語にないペアそのもの。4行目は機能語の誤り。have が主語にくっついた子音一つまで短縮される。

最後の波形の頂点が切り取られ、felt の末尾 t が消えることを象徴するイラスト
語末子音が切れると felt は fell になり、文は相変わらずスムーズに読める。

WELE では、この部分は短いループに収まる。一文を聞き、耳が拾った通りに書き写し、採点が誤字を指す。取り消し線が felt で書いたのが fell なら、動詞活用表を読んでも得られない情報が返ってくる。耳は前半は聞いているが語末子音を落とし、空いた穴をより馴染みのある語で埋めている。同じ文をもう一度聞く。今度はどこを掴むかわかっている。

頭に残るのは修正の回数であって、表を読んだ回数ではない。冒頭の5行の表を読み終えて10分後も felt が feel の過去形だとはわかる。でも "felt bad" が耳を通って "fel-bad" になると、反射はまだない。一度書き写しを間違え、間違えた箇所を聞き直す。次に出会ったとき、耳にはすでに目印がある。その目印は表の一行ではなく、ごく短い語末子音。だから文法ページの最後は復習ではなく、一度のリスニングでなければならない。

語末子音が落ちるのが聴力不足ではない理由を知りたければ、connected speech の記事が felt だけでなく文全体の音の飲み込みと連結の仕組みを説明する。すぐ試したければ、podcast ライブラリに transcript があり、抜けた箇所を確認できる。

feel と felt でよく出る句

feel は take や bring より句動詞を生みにくい。下の表は2種類を混ぜている。feel について本当にある句動詞がいくつか。会話で最もよく出る語の組み合わせ。すべて過去形か分詞形で書いてある。顔を覚えるため。

句意味例
feel like欲しい、〜したい、または〜のように感じるI felt like a nap after lunch.
feel up to体力・気力が足りて〜できるShe did not feel up to the trip.
feel for〜に同情するI felt for him during that meeting.
feel out本音を探るThey felt out the client before quoting.
feel free遠慮なくHe told me to feel free to reply late.
feel one's way慣れるまで手探りで進むWe felt our way through the first month.
felt sorry for〜がかわいそうに思うI felt sorry for the new intern.
felt guilty about〜について罪悪感を抱くHe felt guilty about leaving early.
felt at home自宅のように居心地がよいShe felt at home there within a week.
felt the need to〜する必要を感じたNobody felt the need to say it out loud.
felt strongly about〜について強い意見を持ったThey felt strongly about the new policy.
felt let downがっかりしたI felt let down by that reply.
felt a painどこかが痛むHe felt a sharp pain in his knee.

表の最初の行には、学習者が一つしか使わない3つの構造がある。feel like + 名詞は欲求。「I felt like a coffee」。feel like + V-ing は〜したい。「I felt like going home early」。feel like + 節全体は〜のように感じる。「I felt like nobody was listening」。3つは互いに代用できない。「I felt like to go home」は最初の2つを混ぜた誤り。

feel free は招待ではほぼ常に原形。「Feel free to ask」のような形。過去形にすることは稀。felt free に似た音が聞こえたら、その文は fill か、felt が別の語と組んでいる可能性が高い。どの句がどの形でよく出るかを知ると、耳の当て推量が当たる。そういう場面の一つ。

ベトナム人が feel でよく犯すミス

feeled. どんな動詞にも -ed を付ける反射。feel は規則変化しない。過去形も分詞も felt だけ。feeled も felted もない。

Did you felt. did が文全体を過去に印づけている。後ろの動詞は原形。「Did you feel the floor shake?」が正しい。felt を思い出した直後に出てくる。

felt の代わりに fell と書く。 語末子音クラスターが飲み込まれた結果のスペルミス。危険なのは誤った文も流れること。"I fell terrible about it" は読者が半秒止まって頭の中で直す文。筆記試験では誤りとしてカウントされる。見直しの早道。後ろが感情を表す形容詞なら動詞は felt。fell は場所、または down・over・off と組む。

feel と fill を書き間違える。 上と同根だが母音の問題。"Please feel in the form" と "I fill tired today" はベトナム人の作文に非常に多い。文法ミスではなく音と綴りの連結ミス。直し方はルールを増やすことではなく、そのペアを何度も聞き直すこと。

I feel boring. -ed は感じを受ける側、-ing は感じを起こす側。"I feel bored" は退屈を感じている。"I feel boring" は自分を退屈な人間だと認める。同じペアに interested と interesting、tired と tiring、confused と confusing がある。過去形なら "I felt bored" が必要な文。

What do you feel about it. 英語で感想を聞くのは how。「How do you feel about the new office?」。think とは逆。think なら what。「What do you think about it?」。意味が近い2つの動詞が異なる疑問詞と組む。その詳細は think の過去形 の記事で詳しく説明している。

クイック演習

8文。feel、felt、feeling、または fell を入れる。1文は felt ではなく fell が必要。意味をよく読んでから入れる。答えは下にある。先に全部自分でやること。

  1. I ______ tired the whole way home yesterday.
  2. Have you ever ______ that way about a job?
  3. Did you ______ the floor shake last night?
  4. She ______ down the last two steps and hurt her ankle.
  5. He has ______ much better since the operation.
  6. I am ______ a bit off today.
  7. It ______ like rain when we left the house.
  8. The change was ______ by everyone in the team.

答え: 1. felt. 2. felt. 3. feel. 4. fell. 5. felt. 6. feeling. 7. felt. 8. felt.

3番と4番はよく見ておく。3番は did が前にあるから動詞は原形。昨夜の話なので felt を入れる人が多い。4番は活用ではなく動詞選びだ。階段があって足首を痛めている。feel ではなく fall で、正しい形は fell。4番を間違えたなら、上の felt と fell の表をもう一度読む価値がある。

よくある質問

feel の過去形は何か。

feel の過去形も過去分詞も felt。両方の列が同じ語。文の時制は have、has、had が決める。動詞ではない。

felt と fell はどう違うか。

felt は feel の過去形。「感じた」の意。fell は fall の過去形。「転んだ」「落ちた」の意。別々の動詞の語。速く言うと felt 末尾の /t/ が飲まれることが多い。ほぼ同じに聞こえる。

feeled は feel の形か。

いいえ。feel は不規則動詞で、どんな文脈でも -ed は付かない。keep、sleep、sweep、deal と同じグループ。母音を短くして末尾に /t/ を付ける。

feel like はどう使えば正しいか。

三つある。feel like + 名詞は「〜が欲しい」:"I felt like a coffee"。feel like + V-ing は「〜したい」:"I felt like going home"。feel like + 節は「〜のように感じる」:"I felt like nobody was listening"。feel like + to の路はない。

なぜ feel が fill と聞き間違え・書き間違えされるか。

ベトナム語はその音域に母音が一つ。英語は二つ:/iː/ は張って長い、/ɪ/ は弛んで短い。耳が訓練されていなければ両方を一つにまとめる。直し方は規則を学び直すことではない。feel と fill の正しいペアを何度も聞き、耳が分けられるまで続ける。

速い会話で felt を聞き分けるのにどれくらいかかるか。

文法は早い。一コマ座れば覚える。耳の部分は今のリスニング経験次第。測り方としてはっきりしているのは、数本ディクテーションして同じミスがどこで繰り返されるか見ること。 リスニングレベルテストは、数週間後に戻って測るための目安になる。

feel の活用表は五行で収まる。これがこのページでいちばん軽い部分。残りは、felt の末尾が落ちて fell と重なる話、feel と fill が同じ音域にある話。耳に入るのは、ディクテーションを外して自分のミスが見えてからだ。短い教材を一つ選び、ディクテーションで felt の出る一段をやり、冒頭の表を読み直して、まだ堅いか見てみる。

The Wallaby
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